映画観てきた〜 ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ

・ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ 予告



1950年代のリバプールを舞台に、厳格な伯母と奔放な実母との間で葛藤する、
ザ・ビートルズに入る前のジョン・レノンの青春を描く伝記ドラマ。
ザ・ビートルズの前身バンド、ザ・クオリーメンや、
ジョンが影響を受けたエルヴィス・プレスリーなどのアメリカンロックの貴重な名曲の数々と共に、
二人の母の愛の間で孤独を深める若きジョンの真実の物語がつづられる。


【ストーリー】1950年代のリバプール、伯母ミミ(クリスティン・スコット・トーマス
と暮らすジョン・レノンアーロン・ジョンソン)は、反抗期真っ最中の問題児だった。
ある日、近所に実母ジュリア(アンヌ=マリー・ダフ)がいることを知ったジョンは、
普通とは違う境遇を受け入れられず、行き場のない孤独に打ちひしがれてしまう。



【監督】 サム・テイラー=ウッド
【原作】 ジュリア・ベアード
【脚本】 マット・グリーンハルシュ


【キャスト】
クリスティン・スコット・トーマス
アーロン・ジョンソン
トーマス・サングスター
アンヌ=マリー・ダフ
デヴィッド・モリッシー
オフィリア・ラヴィボンド




立川のシネマシティのシネマ2で
日曜の16時台の回に行って来ました
170席のうち約50席位の入りでしょうか
やや年齢層も高め
公開3日目にしてはちょっと淋しいかな…(笑)


ストーリーにも書いてある通り、ジョンレノンの思春期のお話
テーマは母子の関係でしょうか


この映画を観て秀逸だなと思ったのは
ジョンレノンやビートルズを知らなくても
普通の青春映画として完成されている事


子供が母親を求める気持ち
自分の居場所を探す気持ち

ジョンの特殊な生育環境を指し引いたとしても
だれもが通り過ぎる一時期の悩みや苛立ちに
共感を覚え胸にグッときます



ビートルズやジョンレノンに思い入れのある方には
オープニングの「あの和音」一発で必ずやられます(笑)


ジョンレノンを、ビートルズをある意味生み出したのは誰か
ジョンとヨーコの関係の原点は…

多分この映画がヒント、それ以上の回答を与えてくれる事は間違い無いです



使われる楽曲も懐かしいナンバーが並び
それだけでも十分楽しめます
特にジョンとポールが自宅でテレコで吹き込むシーンは
ビートルズ好きの自分には感慨深いものがありました



強いて難点を言えば
出演者(ほぼ全員)がタバコ吸い過ぎ(笑)
シーン全体の1/3位は誰かがタバコ吸ってます


映画においてタバコは時に有能な小道具であるとは思いますが
時、場所かまわずプカプカだと意味失うでしょ


喫煙者の俺でも食事中は吸わないし…
嫌煙団体からクレーム来るぞこれ(爆)


それとも、当時のイギリスの風習がそうだったのかなぁ〜?
詳しい方のコメント、お待ちしております!



残念ながらR-15指定の為、お子様は観られませんが
いくつになっても居場所を探している
永遠の不良青年にお勧めです!!


今日の1曲:Julia by The Beatles