うたかたの夢 - 2011 第15節 東京vs愛媛

東京1−1愛媛
駒沢陸上競技場



いまから十数年前、日本にバブル景気と呼ばれた時代があった事をご記憶の方は多いだろう
経済に全く門外漢の僕が説明するまでも無いだろう
実態の無いものに価値を付与しマネーゲームの技術だけが取りざたされたあの時代の事だ



別に皮肉を言いたいわけではない
湘南戦で見た光、京都戦での大勝
そんなものがバブルだった事に見えてしまう衝撃を愛媛から受けたのだ


すばやいリトリートと我慢の効いた守備
早いパス回しと押し込む運動量


基本に忠実な、愚直なサッカーをやってたのは間違いなく愛媛だった
そしてそれに見合うだけのものを持ち帰ったのも…



この試合も一瞬一瞬のプレーでは熱く楽しかった
高橋からのパスをダイレクトボレーした草民はゴラッソだったし
局面局面では技術の違いを見せ付けたプレーも随所にあった


湘南・京都戦での戦い方を否定する気はまったく無い
ただ、あの2戦の戦い方をスタンダードに出来ないのであれば
天才たちの調子や気分に左右されるようなバブルの夢は早く弾けた方が良い



シーズン終了時、蹴りを入れて目を覚ましてくれた愛媛に感謝!
そう思える軸作りを急いで欲しいと思ったのだ
その上で天才たちが乱舞するスペクタクルなサッカーなら大歓迎なのだ(・∀・)



今日の1曲:Os-宇宙人 by エリオをかまってちゃん