映画観てきた〜 SPACE BATTLESHIP ヤマト

SPACE BATTLESHIP ヤマト

SPACE BATTLESHIP ヤマト 予告

【ストーリー】

2194年、外宇宙に突如として現れた敵・ガミラスが地球への侵攻を開始し、
人類の大半が死亡してしまう。
5年後、地球が放射能で汚染される中、
かつてエースパイロットとして活躍していた古代進木村拓哉)は、
はるか彼方のイスカンダル星放射能除去装置がある事実を知り、
宇宙戦艦ヤマトで仲間と共にイスカンダル星へ向かう。

国民的アニメの金字塔として、1974年の放送当時から長年にわたって愛されてきた
テレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」を実写映画化。
地球からはるか彼方のイスカンダル星を目指し、
古代進宇宙戦艦ヤマトの乗組員たちが
戦いの旅を繰り広げる。


監督は、『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴
主人公の古代進木村拓哉
女性パイロットの森雪を黒木メイサが演じる。
日本最高峰のVFXチームを率い、最新技術を駆使した圧巻のCG映像が見どころ。


【監督】 山崎貴
【原作】 西崎義展
【脚本】 佐藤嗣麻子
【音楽】 佐藤直紀
【出演】 木村拓哉
     黒木メイサ
     柳葉敏郎
     緒形直人
     西田敏行
     高島礼子
     山崎努 他



昼間遊びすぎて遅くなり、土曜日夜の21:30スタートの最終回へ
人気作品なのでしょうか、2つのスクリーンで一日9回の上映
遅い時間にも関わらず120席のスクリーンに30人程の観客
20代後半〜50代くらいのカップル多数ってところでしょうか


言わずと知れた、名作アニメ・宇宙戦艦ヤマトの実写版で
あのイントロが流れた瞬間、胸が高鳴り
ヤマト発進、そして波動砲の発射で鳥肌が立つという
かつてのアニメ小僧大喜びの作品


正直、今更実写化、しかも主役がジャニーズのキムタク…
全く期待しないで観てたのですが意外と楽しめちゃいました(笑)


アニメ原作にあまり思い入れが無かったのが良かったのか
佐渡先生が女性(高島礼子)だったり
古代の性格がやたら明るいの通り越してC調だったり
森雪がツンキャラだったり
ガミラス星人の姿が完全に異星人だったり
と、いろいろ変更点は目につきますが
ストーリーは概ね原作アニメ通り
原作の事忘れてボーッと観るのが正解だと思います(笑)


以下数箇所ケチ付けを


・宇宙空間を飛んでる戦艦や戦闘機の特撮シーン
 スターウォーズ第1作(30年前?)から全然進歩してないのかな〜w
 正直古臭いしかっこよくないです
 特撮に力入れたってのが売りだった気が…(笑)



・ストーリー上の改変点が、なんか後だしじゃんけんみたいで…
 「実は○○だったんだ!」多すぎ
 原作もそうだったっけ?



・乗員を見殺しにする決断を下した古代が
 その命令を実行した雪に話をする場面


 まず、古代が雪に命令し実行させた事を
 謝るのは違くないか?
 一人苦悩するのならまだしも
 戦艦1隻とはいえ軍組織の命令はそんなものじゃないでしょ
 古代の人としての弱さの表現としても
 上官(ましてや艦長代理)としての資質を問われるぞ


 その上、古代の命令を是認する雪の反論を
 キスで封じ押し倒すにいたっては
 男として、人としておかしいだろ


 主役が木村拓哉、ヒロインに黒木メイサときたら
 ラブシーンの一つも入れたくなるのは分かりますが
 入れる場面間違えてないか?


 と、古典的恋愛感の持ち主の私としては憤ちゃうのでありました(笑)



木村拓哉という人の持ち味なのでしょうが
 一対一での会話のシーンはまだ良いのですが
 艦長代理として全軍に激を飛ばすシーン
 全くかっこよくないです
 アジテーション下手すぎ(笑)



・艦橋の床、ベニヤ板で出来てるの?
 足音安すぎ
 ベコベコ鳴ってます(笑)


・沖田艦長と佐渡先生の関係が
 上官と部下(というより患者と主治医)になっててちょっと不満
 佐渡先生を女性にしちゃったからなのでしょうか
 二人の戦友の友情を感じさせて欲しかったなと…



ガミラスの戦艦のデザインは気に入りました(笑)
まあ原作アニメの事は置いといて
アラ探しせずボーッと観られる方にお勧めです



今日の1曲:宇宙戦艦ヤマト by 佐々木功