加速度 - 2011 第21節 東京vs岐阜

東京4−0岐阜
味の素スタジアム

チャント(chant)
一定のリズムと節を持った、祈りを捧げる様式を意味する古フランス語に由来する言葉である。
日本語では一般に詠唱、唱和などと訳され、日本古来の祝詞や和歌、詩吟、雅楽、おもろ、仏教における読経や真言、念仏、題目などもチャントの一種であると考えられる。
また近年では、声を合わせて反復される掛け声や応援歌のこともチャントと呼ばれている。


スタジアムに鳴り響くコールやチャントは全て、チームや選手を後押しし応援する為のものだけど、その中にいくつか特別な『加速度』を持ったチャントが存在するんじゃないかなと思ってる


例えば石川直宏の「Down Beat Stomp」
ちょっと遡れば福田健二赤嶺真吾の「ジンギスカン」、阿部吉朗の「人生は上々だ」などなど


もちろん、その選手個人への想いが多分に含まれた感想である事は否定しないけど、スタジアム全体を熱狂させ爆発的な加速度で攻撃のスイッチを入れ、選手全員への後押しとなるチャントがある気がしてる



この試合で、褒め称えられるべきは選手全員であり、得点を記録した徳永や草民やエース・ロベルトセザーだけど、この日のスタジアムの熱気を作り出したのは、ピッチに登場した瞬間から歌われ続けた、King of 東京・アマラオのチャントを引き継ぐルーカスに捧げられた感謝の歌声



お帰りなさいルーカス!
僕らの感謝の念を込めた祈りの歌は届きましたか



今日の1曲:Karma Chameleon by Culture Club