前夜

1999年にFC東京が誕生して以来
いくつかの負けてはならない試合を経験してきた


しかしその戦いは全て、勝ったら「何かを得る」事の出来る試合であり
実は、その試合に負けたからと言って「何かを失う」事はなかったのだ


例えば、99年の最終節の新潟戦。他チームの結果次第とはいえ
東京は勝ってJ1昇格を得た
負けてれば、もう1年J2でというだけの事だ


2度のナビスコ決勝だって、勝てば優勝
負けたって準優勝になるだけの事


負けた記憶を思い起こせば、あの豪雨の国立でのレアル・マドリー
大方の予想を覆す事無く、立派に日本一のかませ犬を演じて見せた
もちろん当事者であった僕たちは勝負に負けたんだから悔しかったけど
それでわが東京は何かを失っただろうか?




そう、明日僕たちは初めて
負けたら何かを失う戦いに挑むのだ



正直に言います
はい、びびってます
ちびりそうです
震えが止まりません


でも、心の底の底で
ワクワクしながら
(おもしれーじゃねーの)
ってニヤッて笑ってるヤクザな自分がいます


負けたくありません
いや、生き残りたいんです


京都の皆様にはなんの恨みもございませんが
渡世の義理…というより
僕らのエゴで満額の勝ち点頂戴いたしやすm( __ __ )m


明日、15:30
京都市 西京極スタジアムにて
全存在を賭けて
キックオフ!



今日の1曲:Battle Without Honor Or Humanity by 布袋寅泰
http://www.youtube.com/watch?v=j9zSu9qVAA4:movie:W400